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2014/12/17

祈/折

いろいろ折れて、折れないもの折りたくないものをなんとか折って、ぼきぼきに折れながら、それでも昨日今日明日と暮らしている。誰でもみんなそうなのだと思う。お金で解決する人もいるかもしれないけれど、わたくしは残念ながらそれは全てにおいてできなかったし、今もできないし、これからもたぶんできない。数しれず折れるばかりで、年月経てやたら折が得意になっていく。

お祈りします、ありがとう、あなたもねとお祈り返し、温かいやりとりにみえて、実際のところ無責任で根っこが感じられない。よく似た字の「折」は今そこにある事実で、自分持ち、偏がちょっと違うだけなのに残酷だけど、わかりやすいな。

朝のドラマをみてひとりで思いっきり泣いた。彼女はわたくし。ちいさいひとの写真の年賀状わたくしは結構ですからほかのお友達にさしあげてください、って、くださるかたに申し上げるわけにもいかず、またひと折、そのうえ、ありがとうと腰を折る。そうじゃない、それじゃないと思いつつの「折」。この頃、涙はすぐ乾く。
誰にも代わってもらえない、もろもろの「折」と「折り合って」、日々。くやしい、かなしい、さみしい、怒り、これらの黒い感情はきっと自分の明るい力に転換できると信じたくても、やっぱり信じられなくて折とだらだら同居。文章の冒頭に戻って、無限の繰り返しを読み直すのみ。

さて、紅茶一杯飲んで除雪の続きを。かわいそうなわたくしはわたくしの人生に不要だ。

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